第3章 保育の内容
今日から新しいクラスに行くけど…少しさみしいなぁ
第1節 期ごとの保育
移行期 育ちを確かめる (3月第3週から3月31日まで)
2.保育要録の記入
保育者にとって移行期は、一人ひとりの子どもの育ちを確認するときとなります。年長児については卒園及び就学を視野に入れて、入園からの育ちの最終確認をします。
3歳から5歳までの子どもたちは、クラス替えの作業過程で育ちの確認をおこないます。具体的には、仲良しマップと呼ばれる図表を作成し、さまざまな環境や活動における子どもどうしの関わりを見ることで、旧クラスの担任がこれまでの1年をふり返り、新しいクラスの担任に引継ぎ、一人ひとりの子どもについて、これからの見通しを立てます。
移行期のテーマである「育ちの確認」は保育要録の記入によって文書化され、保存されます。卒園児については、それぞれ就学する小学校へ保育要録を提出し、それ以外の子どもたちについては、保育要録が申し送り事項書となります。
(1) 期間のキーワード
進級 卒園 記録の整理 引継ぎ 自分を発揮する 人と関わる 仲間づくり
(2) 期間の行事
お別れ遠足 卒園遠足 お別れ会 卒園式 進級式 修了式