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第3節 環境ごとの保育【2】室内環境1.共通の室内環境(2)着替えの場所2歳児以下のクラスであれば昼寝のためにパジャマに着替えたり、3歳以上であれば汚したときに着替えが必要になります。できるようになってしまえばなんでもないのですが、着脱が完成するまで、保育者は子どもの様子をよく見て手順を考え、必要な援助をします。 着替えの目的は衛生管理です。午睡時は発汗も多く、また活動時のままの衣服では埃がします。汚したときとは、泥や汚物が付着した場合だけではなく、汗になったときも着替えが必要になります。こうした着脱の機会を捉えて衛生管理を子どもに伝えることが、着替えの場所を用意する主たる目的ですが、着替えの場所が決められていることで、お漏らししたときなどの子どものプライバシーも守られ、習慣化にも役立ちます。 |