第3章 保育の内容
おなかいっぱいになって気持ちよくお昼寝タイムです。
ぐっすりお昼寝、気持ちいい夏の午後です。
第3節 環境ごとの保育
【2】室内環境
1.共通の室内環境
(5)睡眠の場所
原則として、あか組以下のクラスでは年間を通して昼寝があります。しいのみ・くりのみ・さくらんぼでも、年少児は必要があれば昼寝をします。また、暑い季節やプール遊びのあとなどは、全員が昼寝をします。着替えや昼寝の場所の確保など、衛生面や睡眠の妨げなどに充分な配慮が必要となります。寝たくない子の自由も、保護者の要求との兼ねあいで考慮しなければなりません。
午睡は、家庭の睡眠時間との調節が重要になります。家庭での睡眠とこども園での午睡を合わせて10~12時間が平均的な睡眠時間ですが、時間にこだわらず、登園、降園時の様子などからも睡眠時間の過不足を計り、家庭での調節が困難な場合はこども園の午睡時間で調節します。
また、排泄や食事との関連で気になることがあれば、一週間の記録をとります。こども園と家庭が協力して一日の睡眠時間、尿と便の排泄回数とその時間、食事の時間と内容量を1週間記録して分析します。