第3章 保育の内容
靴を履いて、お外にいってきま~す!!
第3節 環境ごとの保育
【2】室内環境
1.共通の室内環境
(8)園庭への出入口
園庭への出入口付近には下駄箱があります。そしてそこは、戸外と室内、すなわち外なる自然と内なる文化の境界になります。出かける、そして帰る。あたりまえのことですが、その行為に家族で暮らすことの意味が象徴されることに愚鈍であってはならないと思います。こども園もそうありたいと思います。
午睡は、家庭の睡眠時間との調節が重要になります。家庭での睡眠とこども園での午睡を合わせて10~12時間が平均的な睡眠時間ですが、時間にこだわらず、登園、降園時の様子などからも睡眠時間の過不足を計り、家庭での調節が困難な場合はこども園の午睡時間で調節します。
また、排泄や食事との関連で気になることがあれば、一週間の記録をとります。こども園と家庭が協力して一日の睡眠時間、尿と便の排泄回数とその時間、食事の時間と内容量を1週間記録して分析します。